こんにちは!ママライターのhitominです。
今日ご紹介するのは、最近コンビニや駐車場などで見かける機会が増えたシェアサイクル・レンタサイクルについてです。
「気になるけど利用したことがない」という人もまだ多いのではないでしょうか?
実はわたしもまだ利用してないのですが、「目的地に便利な公共交通機関がない場合にとても便利なのでは?」と思い、ずっと気になっている存在です。
新型コロナウィルス感染症の影響で注目の集まるシェアサイクルについて、利用方法やメリット、利用時の注意点をご紹介します。
ぜひ参考に、1度シェアサイクルを利用を検討してみてくださいね。
シェアサイクル、レンタサイクルって?違いとは?
シェアサイクルとは、会員登録することで自転車を他の人とシェア(共有)するサービスのこと。
自転車を利用したいときに、使う時間だけの料金を支払うだけで自転車に乗ることができます。
「サイクルポート」や「ステーション」と呼ばれる駐輪場に自転車を停めて利用します。
また「シェアサイクル」と「レンタサイクル」には明確な違いがあります。
似たような言葉ですが、違いを理解していないと自転車を借りる時にトラブルになる可能性も。
しっかり理解しておきましょう。
シェアサイクルとは
- 自転車を借りた場所と違う場所に返却できる
- 24時間いつでも利用できる
- スマホで会員登録でき、すぐに自転車の利用が可能
- クレジット・キャリア決済・ICカード(交通系ICカード)など支払い方法のバリエーションが多い
シェアサイクルは、「サイクルポート」や「ステーション」と呼ばれる駐輪場の場所を把握しておけば、好きな場所で自転車を返すことができるのが大きなメリットです。
レンタサイクル
- お店で自転車を借り、返却時も同じお店へ返す
- お店で必要事項を記入し、登録する
- 現金・クレジットカードでの支払い
レンタサイクルとシェアサイクルの異なる点は、すべて同じお店でやり取りをする必要があることです。
また、利用できる時間が限られている点も大きく異なっているといえるでしょう。
杉並区内で利用できるシェアサイクル、レンタサイクル
杉並区内で利用できるシェアサイクルは2社。「HELLO CYCLING」と「ドコモ・バイクシェア」です。
また西荻窪駅で始まったばかりの「チャリコ」についても、それぞれ詳しくご紹介します。
HELLO CYCLING

HELLO CYCLINGは参加企業が多いので、自転車のあるステーションをよく見かけるシェアサイクルサービスです。
利用できる自転車はメインが電動アシストで、場所によりスポーツタイプの電動アシスト自転車にも乗れます。またシェアサイクル利用中は損害保険が付保されているので、安心して利用できます。
利用方法
①アプリでアカウン作成
支払い方法は、クレジットカード・キャリア決済・Yahoo!ウォレット・PayPay
②アプリでステーションを検索・予約をする
③ICカードを登録しておくことで、タッチしてレンタルがスタート
利用時間 | 12時間まで | |
料金 | 30分まで130円 | 1,800円 |
延長・超過 | 15分ごとに100円 | 15分ごとに100円 |
※利用料金は県で異なります
HELLO CYCLINGでは、キャンペーンが行われることもあり、割引や無料お試しなどクーポンを利用してお得にシェアサイクルを楽しめます。また1アカウントで4台まで自転車の予約ができるので、友達と一緒にシェアサイクルを利用が可能。

主なステーション場所は、
- コンビニ(ファミマ・セブン・ローソン)
- 公園
など利用しやすい場所にあり、杉並区内でステーションは50カ所ほどあります。
HELLO CYCLING公式サイト | https://www.hellocycling.jp/ |
ドコモ・バイクシェア

NTTドコモが提供するドコモ・シェアバイクは、2021年6月時点で、登録会員数が約110万人、ポート数は約1,940ヶ所。サイクルポート数も続々増え利用しやすくなっているシェアサイクルサービスです。
利用できる自転車は電動アシスト自転車。各種損害保険を付保しているので、交通ルールを守ったうえで事故にあった場合、補償されます。
利用の方法
①アプリで会員登録
支払い方法はクレジットカードとd払い
②アプリのポート詳細で「自転車を予約する」か「鍵を開ける」を選ぶ
※解錠方法は鍵の種類によって異なります
③返却方法は、手動で自転車の鍵をかけパネルの「ENTER」を押し、返却を押す
リングが青く光れば返却完了
利用時間 | 1回会員/24時間まで | 月額会員/24時間まで | 1日パス/当日の23時59分まで |
料金 | 最初の30分まで165円 30分ごとに165円 | 基本料2,200円 最初の30分、毎回無料 | ・有人窓口購入 1,650円+専用ICカード発行料550円 ・無人販売機購入 1,650円 |
延長・超過 | 30分ごとに165円 | 30分ごとに165円 | 当日返却の場合は発生しない |
ドコモ・シェアサイクルの自転車が置いてあるサイクルポートは、駐車場やマンションの前などが多いです。HELLO CYCLINGに比べるとポート数が少ない印象があるので、行先を想定した利用が好ましいでしょう。
杉並区シェアサイクル公式サイト | https://docomo-cycle.jp/suginami/map/ |
チャリコ

チャリコはシェアサイクルと異なる、レンタサイクルです。
株式会社ジェイアール東日本都市開発が提供しているサービスで、現在杉並区内では西荻窪駅でのみ開始されています。
チャリコでは子供載せ電動自転車を1か月からレンタルできるサービスになっており、ヤマハの「PAS Babby un SP」 と「PAS Kiss mini un SP」が利用できます。
チャリコを利用するメリットは、
- マンションの駐輪場に空きがない
- 子どもの送迎のみ使いたい
- 必要な買い物の時に使いたい
- 電動アシスト自転車を試してみたい
などがあります。
電動アシスト自転車は15万円を超える大きな買い物。
チャリコで事前に乗り心地を試しておくことで、安心して自転車を購入できます。
また損害保険は自動加入になっており、面倒な手続きは一切ありません。
さらに自転車は年に2回メンテナンスされているので安心して利用でき、整備不良の場合は無償で代車と交換してくれます。
※空気を入れたり、使用時のパンクなどの修理は自身で行う必要があるのでご注意ください。
利用方法
①サイトにアクセスしWEBで申し込み
支払い方法はクレジット払いのみ
②駐輪場と自転車を選ぶ
※杉並区の場合は西荻窪駅のみ
③選んだ駐輪場から自転車を受け取り利用開始
期間 | 1か月契約 | 1年契約 |
料金 | 7,700円 | 6,600円 |
途中解約返金なし | 解約時に応じて発生(違約金あり) |
またチャリコを利用する場合、駅近の駐輪場に専用スペースが設けられているので駐輪料金も月額支払いの中に含まれています。余計な支払いが発生しないのが嬉しいポイント。
チャリコ公式サイト | https://charico.jp/ |
シェアサイクル、レンタサイクル利用時の注意点
シェアサイクル、レンタサイクルを利用するメリットと使い方をご紹介しました。最後に、利用に関して注意点をお伝えします。
充電の残量に気を付ける
自転車の充電がなくなり他の自転車に乗り換えると、再度料金がかかってしまいます。ですので、充電残量をしっかり確認してから利用開始することが重要です。
またHELLO CYCLINGの場合、一部のステーションでは充電が可能となっています。次の人が気持ちよく使えるよう、返却後はケーブルを差し込んでおきましょう。
利用できない・返却できない時がある
サイクルポートやステーションにより、先約があって利用できない時や、また返却時に自転車が埋まっていて返却できないという時があります。
確実に利用したいときは、アプリで予約しておきましょう。またHELLO CYCLINGの場合、ステーションがラック式の駐輪場になっているので返却台数が限られています。
事前にアプリで空きの確認ができるので、到着前に確認をしておきましょう。
衛生面
いろんな人が利用しているシェアサイクル。
衛生面が気になる人は除菌アイテムを利用し、よく触るハンドル・サドル・パネルの除菌をしておくと安心して利用できるでしょう。
どうしても気になるという人は、忘れずに準備しておくことをおすすめします。
まとめ
シェアサイクル、レンタサイクルに関してご紹介しました。
利用方法の流れに慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、使いこなせればどこへ行っても密を避けて過ごせます。
また颯爽と街中を駆け巡るのはとても気持ちがいいもの。
スムーズに公共機関を利用できない時も便利です。
ぜひ「HELLO CYCLING」と「ドコモ・シェアバイク」の両方を使い比べ、自分に合っているサービスを見つけてみてください。
便利な自転車ライフを楽みましょう。