こんにちは!杉並区在住のライター、藤野です!
最近、街中で目にするようになった電動キックボード。気にはなるけれど、レンタルの仕方も交通ルールもわからない!なんて人も多そうです。
そこで今回は、杉並区内で出かける際に便利な、電動キックボードのレンタルについて調べてみました!
東西に異なる鉄道が5路線もある杉並区では、バスや自転車に変わる新たな交通手段となりそうな電動キックボード。
ぜひ、お出かけの際の参考にしてみてくださいね。
電動キックボードとは?レンタルする前に知っておきたい注意点は?

「電動キックボード」とは、モーターが搭載されたキックボードのことです。
手軽な交通手段として注目を集めていますが、実は電動キックボードは2023年1月現在、道路交通法において原動機付自転車(原付バイク)と同じ扱い、レンタルされている電動キックボードに限っては新事業特例制度のもとで「小型特殊自動車」扱いとなっています。そのため利用時には自転車とは異なり、原動機付自転車・小型特殊自動車に準じた交通ルールを守る必要があります。
ここでは電動キックボードをレンタルする前に知っておきたい注意点をご説明します。
自動車運転免許証の保有と携行が必要
前述したとおり、レンタルされている電動キックボードは、小型特殊自動車扱いとなります。そのため、運転免許を所持しないまま運転することはできません。また、運転時には運転免許証の携行も必要です。
ここで注意しておきたいのは、小型特殊自動車は自動車の運転免許証を持っている人しか運転できないということです。原動機付自転車(原付)の運転資格のみ持っている人は運転することができないため、注意しましょう。
無免許運転の場合は、罰則として「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科せられます。正しい交通ルールを守って、安全に利用しましょう。
※道路交通法の改正案により、2023年7月1日より、16歳以上であれば免許不要で電動キックボードの利用ができることとなりました。(最高時速が20km、車体サイズ・装置などの条件を満たした場合のみ)
ヘルメットの着用(努力義務)
原動機付自転車(原付)に乗る際は着用必須なヘルメットですが、小型特殊自動車の場合は、着用が努力義務となっています。
そのため、レンタルで電動キックボードを利用する場合は、ヘルメットを被らずに電動キックボードを利用することが可能。
ただし義務ではないとはいえ、安全面を考えるとヘルメットを着用した方が安心して利用することができるでしょう。
独自の交通ルールを守る
一見、自転車と同じように走行できてしまいそうな電動キックボード。しかし「小型特殊自動車」扱いとなる電動キックボードを利用する際は、以下の交通ルールを必ず守りましょう。
- 歩道の走行は禁止
- 最高速度が15km/h
- 自転車道・車道走行の走行が可能
- 車道の逆走は禁止
- 二段階右折は禁止(曲がる際はウィンカーを使用する)
詳しくは、電動キックボードシェアリングサービス最大手のLUUPが交通ルールをまとめた以下のページをチェックしてみると良いでしょう。
https://lp.luup.sc/letter/posts/how-to-rule-0405
杉並区内でレンタルできる電動キックボード2選

では実際に、杉並区では一体どんな電動キックボードがレンタル可能なのでしょうか。
LUUP
目を引く青いカラーが特徴のLUUPは、電動キックボードシェアリングサービスの中でポート数の多さNo.1を誇ります。
またLUUPは「電動マイクロモビリティを活用した安全・安心のまちづくり推進に向けて」、杉並区と連携協定を締結していることでも有名。この連携協定を締結にあたり、杉並区区長 岸本聡子氏は「杉並を歩いていて楽しく、東京23区で一番自転車に乗りやすい街にしたいと思っております。」とコメントしました。
杉並区でもJR中央線の駅を中心に続々とポート設置場所が増えており、電動キックボードに初めて乗る人にオススメしたいシェアリングサービスです。
【ライド料金】
https://support.luup.sc/hc/ja/articles/360051196234-%E6%96%99%E9%87%91%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
ライド基本料金50円(税込)、時間料金1分あたり15円(税込)
※ 現在は電動キックボード・自転車とも同金額になります
https://luup.sc/port-map/?city=tokyo
①LUUPアプリ(以下:アプリ)をダウンロードし、会員登録(初回のみ)をする
②アプリを起動し、ポートを探す
③ポートを見つけたら、電動キックボードや電動アシスト自転車を選ぶ
④ポートに到着したらアプリを立ち上げ、車体についているQRコードをスキャンする
⑤アプリで目的地を設定したら、ライド(乗車)開始
SWING
SWINGは、韓国最大手の電動キックボードシェアサービス。
デザイン性の高い車体と、下り坂でも最高時速が15kmを超えない制御などの安全性が大きな特徴です。
使用シーンによって利用料金が選べるのも大きな特徴で、ロック解除料金100円と1分毎に20円が加算される「通常ライド」、時間定額サービスの「SWING PASS」、一週間・一ヶ月の長期レンタルが可能な「MY SWING」などから選ぶことができます。
通学・通勤などで毎日電動キックボードを使用したい!という人は、SWINGの長期レンタルプランがおすすめです。
通常ライド | ロック解除:100円 その後1分ごとに20円 ※一時停止中は利用料金発生なし |
SWING PASSWORD | 3時間:980円 6時間:1,280円 1日:1,480円 |
MY SWING | Weekly plan 3,980円 Monthly plan 9,800円 充電器8,000円 |
公式アプリを参照
①SWINGアプリ(以下:アプリ)をダウンロードし、会員登録(初回のみ)をする
②アプリを起動し、ポートを探す
③ポートに到着したらアプリを立ち上げ、車体についているQRコードをスキャンする
④ライド(乗車)開始
まとめ

今回は、移動に便利な電動キックボードをご紹介しました。
利用方法の流れに慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、使いこなせればスムーズに公共機関を利用できない時も便利です。
ぜひ電動キックボードを利用して、杉並区内をお散歩してみてください!

